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ONとOFF 出井伸之著
 
ONとOFF ONとOFF
出井 伸之 (2002/04/24)
新潮社
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 先日読んだ盛田さんの本の記事(盛田昭夫の実践心理術)でも書いた通り僕はソニーフェチでした。そう言えば4711のコロンを初めて手に入れたのもソニータワーだった記憶があります。

 本書の中に大前研一氏の分析で「天才・井深と盛田の創ったソニー」という記述があります。その後の社長が大賀氏・そしてこの出井氏と続く訳ですね。盛田さんは最後まで副社長だったので出井さんが3代目の社長。デジタルドリームキッズ期のソニーグループを率いた人。表紙のモモ(ポストペットのキャラクター)もその象徴でしょうね。
 ソニーの初期のイメージはラジオ・ベータ―(ビデオ)・オーディオ・ウオークマンとAV路線でしたから。

 その割には大賀さんの話があまりないのは・・・。更に後書きのみが秀逸であとは物足りない。もう一歩踏み込んだ内容が欲しかったと言うのはない物ねだりでしょうか。

 そもそもがソニーグループの社内向けホームページの個人コーナーをまとめた(1998~2002年分)本書は、その成り立ち上出井氏自身の経営観や路線を理論的に一冊の本にまとめたものではない。経営者の戦略を直接全グループ社員に伝えるとともにその人となりをも伝える事をミッションにしていたであろうことはONとOFFというタイトルからも(後付であったとしても)うかがえる。


 本書から1番読み取れるメッセージはスピード感を持て。危機意識を持て。先憂後楽の気概ですかね。

 20年近くも前になりますが、コンピューターのビジネスを始めるとき、経験がないと躊躇している私に、盛田さんは「ベンチャーに経験はいらないよ」といって励ましてくださいました。

・・・指揮者と経営者とは共通点があるなと感じました。
 孤独である。
 常に勉強しなければいけない。
 基礎に忠実な部分と、革新を意識する部分とが両立しなければいけない。
 人材育成への情熱。
 などなど。

 もうひとつ、今のソニーに最も求められているのが「非連続の改革」。

 今回、事業構造改革の必要性をお話する中で、ソニーらしさというものについて改めて考えてみると、安藤さん(社長兼COO)のいう「官能的」という言葉や、「エモーショナル」であること、そして更に、”Sense of Wonder”というキーワードを私は付け加えたいと思うのです。

・・・中国全体が巨大な供給過剰地域になっており、これからはまさに「所有」から「利用」の時代ですね。ソニーとしてもしっかり考えていかなければいけない課題です。

 10年ほど前でしょうか。マネジメント会同のスピーカーとして大前研一さんを招いたところ、「ソニーは、天才井深さんと盛田さんが作った会社だ。エレクトロニクスのビジネスだけでなく、映画も音楽もてがけ、「成功の扉を開けるカギ」を無尽蔵にもっていると勘違いしているのではないか。ソニーは何でも出来ると思ったら間違いだ」という厳しい指摘をうけました。

・・・「コミュニティ・オブ・インタレスト」は、日常とはまったく違った価値観に支配された場所と言ってもいいかもしれません。そこでは、財布の大きさすら換わってします。


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【2007/03/26 20:00】 | 読書遍歴 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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